大規模修繕委員会(専門委員会)とは?役割・必要性・理事会との関係

目次

修繕委員会とは、大規模修繕工事が終了するまでのプロジェクトチームとお考え下さい。最終決定を行う理事会とは別の理事会の諮問機関と言ってもよいかもしれません。

大規模修繕の際は修繕委員会を立ち上げることをオススメします。

大規模修繕委員会を作る事のメリット

その理由は

  1. 大規模修繕工事は工事完了まで1年半から3年くらいはかかる
  2. 多くのマンションでは1~2年のサイクルで理事が入れ替わってしまう
  3. そのため、タイミングによっては大規模修繕の途中で入れ替わってしまう
  4. 現実、実際にしっかりとした引継ぎができる組合様は多くない

からです。

consul_2_15最初から最後までを把握している方がいることが円滑に進めることにもなりますので、大規模修繕工事が終了するまでのプロジェクトチームとして修繕委員会を立ち上げる、そのためお薦めしております。

しかし管理組合として最終的にご決定をされるのは修繕委員会ではなく理事会となりますので、もちろん理事の方々にも参加頂く必要はありますし、修繕委員会に数名理事の方が参加をして頂くことで、修繕委員会と理事会の間もスムーズになると考えております。

修繕委員会・専門委員会の役割

大規模修繕の実施に向けての理事会の補助・諮問機関としての役割があります。
理事会は最終決議の場である総会に向けて、各課題について取りまとめていきます。

専門委員会はそんな理事会の元で特定の課題について理事会の代わりに検討してベストの解決案をまとめ、理事会に答申します。

 

 

 

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