【マンションあるある①:天井からツララ?!】(お知らせ)

2014年4月25日|お知らせカテゴリ:|投稿者:ヨコベ (7)

大規模修繕工事のコンサルタントをしていると、よくこんな話が話題に上がります。
「私のマンションの外壁がお化け屋敷のように白く汚れているんですよ」
「天井から鍾乳洞のようなツララがあるんだよね」
・・・などなど。

これらは専門用語でエフロレッセンス(白華現象)というもので、コンクリートやモルタル中に含まれるカルシウム成分が、侵入した雨水等に溶けてクラック(ひび割れ)などから表面に出てくる現象が原因です。

エフロレッセンス

エフロレッセンスの例その1:タイル目地が白くなっています

つらら

エフロレッセンスの例その2:まるでツララ?

管理組合様によっては、「ただの汚れだよね」と思われている場合もありますが、これらは歴とした劣化症状です。

建物劣化診断を行う上で、雨水の浸入を指摘する明白な理由にもなります。
軽視できない部分ということですね。

水が浸入して濡れたり乾いたりを繰り返すことで白い固着は大きくなります(広がります)。
また、気温が低い場合に発生しやすいという話もあります。

当然、大規模修繕工事の際に補修を行ったり、汚れを落とす等の対応をとりますが、今後同じような症状が出ないようにするにはどうしたら良いか。

一番は、雨水の侵入を抑制するためにしっかりと防水工事を行うことと、外壁塗装で保護してあげること。
完全に防ぐことは困難ですが、建物を長期的に維持していくため定期的に修繕をしていくほかありません。
予算に余裕があれば、モルタル面に浸透性塗布剤で保護したり、発生を抑制するモルタルを使用する等もありますが、全面的に実施するとなればとてもお金がかかります。

悩ましい問題ですが、いずれにしても大切な財産を守るため定期的に計画修繕を行うことが重要なことです。
みなさんも、ご自宅のマンション外壁を見てみてはいかがでしょうか。

投稿者:ヨコベ (7)

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