【マンションあるある⑤その3:外壁の色彩検討(塗装の場合)】(お知らせ)

2015年5月1日|お知らせカテゴリ:|投稿者:ヨコベ (7)

前回の外壁の色彩を変えたマンションの実例はいかがでしたでしょうか?

さて、ではいざ色彩を変更したいとなった場合、どういった手順を踏むことが理想的なのでしょうか。
まず、第一に「所有者全体の合意を得にくいという点」これについては、事前準備が必要です。

①色彩変更のシミュレーションを作成
 まずは、専門家(コンサルタント等)を上手く利用することをお勧めいたします。何百通りものデザインを選定するのは容易ではありません。理事会様、修繕委員会様のご意見を集約したうえで、色彩変更の候補としてシミュレーションを3~4案程度作成することから始めましょう。

カラーシミュレーション-現況

カラーシミュレーション-現況

カラーシミュレーション案

カラーシミュレーション案

②色彩変更のシミュレーション絞込み
 この中から会議の場で2案に絞れると良いと思います。
 なぜかというと、例えば多数決と仮定したとして、3案以上になると票がきれいに割れた場合に判断が難しいのです。具体的に言うと、100に対して33:33:34となった場合、どの案を選んでも約6割の所有者が反対となってしまいます。2案であれば、全員が投票したとして(無回答はマジョリティに賛成とする)、半分に票が割れた場合、最低でも半数は満足するということです。

③区分所有者へご意見を伺う
 理事会、修繕委員会で決定した候補を掲示し、色調(明度、彩度等)のご意見を伺うことも必要です。外壁の色彩を変更することに対して賛否を伺うことは避けて通れません。この時点で2案に対して反対が大多数いる場合は諦めたほうが賢明と考えます。

④決定した色彩変更のシミュレーションを掲示
 最後に区分所有者のご意見も検討し、最終調整したシミュレーションを住民の見えやすい場所に掲示します。この際に、出来れば実際に塗ることになる塗装の見本板を同時に掲示するとよいでしょう。

 以上で、これまでお伝えした塗装仕上げのマンションでの色彩変更についてのお話は終わります。マンションという共有資産・共同生活において、全員が満足するということはとても難しいことなのかもしれません。しかし、より良いマンションライフを目指すという点においては、皆共通の認識だと思います。

 大規模修繕工事のタイミングが近づいているマンションの理事会様、修繕委員会様は、一度議論してみるのも良いかもしれません。

投稿者:ヨコベ (7)

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