2011年3月12日|お知らせカテゴリ:|投稿者:翔設計スタッフ (24)

3月11日13時からの実績会議は佳境に入っていた。

4月からの指標値を「これまでの半年の実績より××万円上乗せできるよねっ(^人^)」との社長の一声に(社長は今日は終日外出で、メッセンジャーからの通達であった)、各部長連中は1時間以上の策を練り、
「やるっきゃないでっしょ~」と、一応の合意を見たと思った矢先・・・、

翔設計本社の入る鈴福ビルは揺れに揺れた。
エキスパンションで床は数センチ盛り上がった。
棚は転倒防止策が施されていたが、たくさんの資料が床に倒れ落ちた。デスクの上のパソコンが数台、倒れたり床に落ちた。幸いけが人などはいない。
余震は続き、社内に居た全員が屋外へ避難し、その後帰れる者は家へと帰ることとした。
翔設計には、防災対策チームが社内に置かれている。
マンション防災コンサルタント業務を担うほどの会社であるから、いざという時でもそれなりに動けた。

お客様の建物に連絡をとる。
大規模修繕工事中の現場監督や監理で出ている社員に連絡をとり、建物や現場の状況を確認。
その他外出中の社員の安否確認をする。
帰宅できない場合に備えて食料を確保する。
家族の安否を確認する。

冷静に対処できたように思うが、実際には翔設計の社員にとっては人生初体験の揺れであったから、戸惑いの方が大きかった。
テレビを見れば東北は東京どころの騒ぎではない。正直、あのような場面で、何が出来るのだろう・・・。心のほうが大きく揺れた。
こんなに今日は非日常で、仕事もままならず、ひとつ間違えば生死に関わるという出来事であるのに、
このまま落ち着けば、明日はまた普通の日に戻るのだろうか。

明日は土曜日。
半分くらいは延期になったが、それでも多数のマンション管理組合様との打合せが予定されている。ヒアリングもある。
余震は繰り返しあり、船酔いに似た状態の中で結局みんな仕事を続けていた。
そんな光景に何か不可思議な、どこか納得がいかないような思いにまた揺れ動かされる。

現在、12日午前2時30分。もうすぐ産休に入る社員の旦那さんが仕事場から彼女を迎えにやっと到着した。
この家族が無事でほんとうによかった。
何よりも大切なのは命だと、次に仕事なのだと、そういうことなのだろう。
翔設計ってそう思っている人間の集まりなんだと、切ないような誇らしいような・・・。
でも心の揺れは止まった。納得できてスッキリした。

間もなく最初の揺れから半日が過ぎる。長い半日だった。今は余震も無い。

投稿者:【ラビちゃん】

投稿者:翔設計スタッフ (24)

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