かつては建物の劣化保全だけを目的にして行われていた大規模修繕工事。しかし昨今は高齢化を始め社会の変化が加速すると共に修繕の目的や内容も多岐に渡るようになりました。これは過去に建ったマンションが現状維持、原況回復を続けていくだけでは、将来的な資産価値の保持が難しくなってきていることを示唆しています。一方では修繕工事の技術開発は日進月歩で、新しい工法や修繕用の建材が生み出され、修繕の選択肢も増えています。
こうした社会背景を受け、マンションには中長期的なビジョンやその源となるコミュニティの成熟がより求められる時代が来ています。管理組合さまは、大規模修繕を機に今何を修繕すべきか、或いは今は見送るべきか、改善すべき機能は何か等、多様な選択肢の中から工事内容を定め、自分たちにふさわしいマンションへと進化させていくことができます。
建築・構造・設備の技術部門を持つコンサルタントが的確にサポート致します。どのような工事が必要なのか、費用はこれで妥当なのかなどのさまざまな疑問を解消し、管理組合さまに満足をご提供します。
経験豊富な改修設計技術者を責任者として、業務ごとに適した専門家によるチームを構成し、理事会や修繕委員と一体となり業務を遂行致します。
技術的側面だけでなく管理組合全体の意識の底上げも大切な業務と位置づけ、合意形成に至るまでの理事会事業のお手伝いをさせて頂きます。管理組合さまが満足を実感できる大規模修繕工事を目指しています。
10~15年サイクルで行なわれる大規模修繕工事はマンションの生涯にとってはいち通加点に過ぎません。 翔設計では、マンションごとに修繕計画検討及び工事完了時の資料を保管し、将来にわたり継続的にマンションの状態を見守り続けていける体制を整えています。
これらを合理的に活用し、日常的な営繕工事の監修をはじめ、給排水等設備の修繕、耐震診断・耐震改修から防災対策、駐車場等の利用状況の変化に応じた外構リニューアルなど、計画的且つ継続的にマンションの資産価値を守ります。