建物の規模、形状、仕様がどういった状態にあるのか、また工事項目として何を実施し、どのような材料を選択するかによって、工事費用は大きく異なります。
あくまで目安としてですが都市圏の一般的なファミリータイプのマンションで一戸あたり80万~120万円の範囲とされています。
2018年5月11日に国土交通省から「マンション大規模修繕工事に関する実態調査について」と題するデータが公開されました。
http://www.mlit.go.jp/report/press/house06_hh_000154.html
そのデータによると、住戸あたりの平均的な直接工事費は75万~125万円が有効回答の55.3%を占めています。この直接工事費には共通仮設費、現場管理費、一般管理費、消費税相当額は含まれておりませんので、別途想定する必要があります。