マンション総合コンサルタントマンション総合コンサルタント

資産価値を高めるためには?①「物件価値」と「生活価値」を考える(管理組合の豆知識)

2016年8月12日|管理組合の豆知識カテゴリ:|管理組合の豆知識タグ:|投稿者:翔設計スタッフ (57)

大規模修繕工事によって資産価値を高める改良・改善を考える場合、マンションの資産価値を検証する必要があります。
私どもはマンションの価値について理事会の方々にご説明するときに、大きく二つの要素に分けてお話しています。ひとつは「物件価値」、もうひとつは「生活価値」です。

マンション価値の2つの要素

マンション価値の2つの要素

「物件価値」は主にハード面の要素で構成されます。一般的に資産評価の際に勘案されるものです。現在の中古マンションの市場価格も大概は「物件価値」の項目を評価したものです。これらは経年とともに必ず劣化し価値が下がっていくことが宿命であり、価値を維持するためには、日常的にあるいは計画的に建物のメンテナンスや修繕工事を行っていく必要があります。
一方で「生活価値」は主にソフト面の要素で構成されています。主に共同体としての価値ととらえて良いでしょう。「生活価値」は住み続ける中で形づくられていくもので、最初からあるものではありません。「物件価値」とは逆に、時間が経過することによって向上し、他のマンションにはない魅力が生じる部分でもあります。

中には「生活価値」には関心がなく、「物件価値」に重きを置かれる方もいらっしゃいます。その方々にとっては、修繕による改良・改善よりも可能であれば新築に住み移っていく選択肢となっていくでしょう。

しかし、長年住み慣れたマンションは住民にとってそれ自体が大きな魅力であるというのは間違いなく、あまり認知されていない「生活価値」がマンションの資産価値を支える重要な役割を果たしているのは確実です。

本記事は、貴船美彦著作「マンション管理組合 理事になったら読む本」(幻冬舎2014年)から内容を抜粋して掲載しております。

つづく・・・

関連リンク

管理組合の豆知識タグ
10% Web会議 コンサルタント シーリング工事 プロジェクトチーム マンションストック マンション管理組合 理事になったら読む本 修繕委員会 修繕委員会の立ち上げ 修繕工事 劣化 外壁劣化補修工事 工事監理 工事費 建替え 引渡し 消費税 消費税10% 消費税率 特定緊急輸送道路沿道建物 管理会社方式 築30年 築80年 給排水設備 設備調査 設計施工方式 設計業務委託費 設計監理方式 請負代金 配管 鉄部塗装工事 長期修繕計画 防水工事 顔認証 8%