【給排水設備】計画と工事の進め方

給排水設備改修工事は、生活への影響が多い

給排水設備改修工事は、お部屋への立入りや、水が使えない時間が発生することがあります。このページでは、調査から工事完了までの流れを、生活への影響も含めてまとめています。

給排水設備改修工事の流れ

1.劣化状況の調査(健康診断)

  • どこを調べる?:給排水管は、共用部と専有部でつながっているので、基本的には共有部と専有部の両方の劣化状況を調査します
  • 何を定める?:調査結果をもとに、「いつやるか」「どうやるか」「いくらかかるか」といった基本方針を固めます(例:3年後に、共用部配管を全面更新するのに合わせて、専有部配管の一部をまとめて更新する、など)

2.計画(作戦会議)

  • 最適なプラン作り:一つ一つ違う建物に合わせて、「水が出ない」「水を流せない」という、使えない時間を極力少なくする計画を立てます
  • 「推奨方式(スリム方式)」の活用:早い段階から工事会社と一緒に計画を立てることで、材料や工法を工夫し、時短・コスト低減につなげます 。
  • 専門コンサルのサポート:工事会社では対応できない「管理規約の変更」「資金計画・調達」「住民説明会での合意形成」などは、経験豊富なコンサルタントにお任せください 

3.決定から実施へ(最終確認)

  • 内容と予算の確定:全戸の立ち入り調査などを経て、工事内容と予算を決定します(総会承認)
  • 不安の解消:早い段階から具体的な金額や内容を提示できる「推奨方式」を採用することで、不安が少ない状態で計画を進められます

4.工事のスタート(着工)

  • 配管の更新:古い配管を新しいものに取り替えます。
    専有部内のパイプスペース(PS)内にある排水立管などは、専有部の内装の解体復旧が必要になりますので、基本的には在宅をお願いしています。留守でも工事ができるような調整も可能です。
  • 仮設設備の設置:「水が出ない」「水を流せない」時間帯が発生するため、敷地内の空き地などに、仮設の流しやトイレを設置します。

5.工事の終わり(竣工)

  • 費用の確定:全住戸の工事が終わった段階で、最終的な費用を精算します 。※予期せぬ事態にも対応できるよう、あらかじめ「予備費」を設けておきます

更生工事という選択

「共用部分のみを安価に更生工事する」という選択は、目の前の支出や工事のしやすさでは有利に見えることがありますが、更生工事には寿命があるためいずれ更新工事の必要性が出てきます。
今後数十年以上のマンションのライフサイクルコストを考えると、必ずしも有利とは限らないため、メリット・デメリットを検討の上、判断することが重要です。

例えば、更生工事後にマンションを20年程度しか利用しないと決まっているのであれば、更生工事が有効な選択肢ですが、長寿命化においては更生工事のあとに、結局更新工事をしなければならない時期がやってくるので、かえって費用が高くなることが見込まれます。

※更新工事とは、既存の配管を撤去し新しい配管に交換する工事。
※更生工事とは、既存の配管は残したまま内部を洗浄・補修・ライニング(内面更生工法)する工事。

工事期間中の「お部屋での生活」について

1.給排水の制限について

お水が使えない時間
対象工事日は、朝から夕方までお水の使用やトイレ・入浴が制限されることがあります

夕方からは元通り
毎日、夕方にはお水が使えるよう復旧しますので、夜の生活には支障ありません

全戸一斉ではありません
エリアごとに順次制限をかけるため、ご自身の住戸の対象日を確認して調整いただけます 

2.お部屋への立ち入りと対応

原則在宅をお願いします
お部屋内での作業があるためですが、合意があれば不在時の工事も相談可能です 

リフォーム済みの方
すでに独自でリフォームされているお部屋は、状況に合わせて個別にご相談を承ります 

ついでにリフォーム!
配管工事に合わせてキッチンや洗面台などの水回りを新しくしたい等、柔軟に対応いたします 

マンション専門コンサルにご相談ください。

40年以上の実績と1,500件を越えるプロジェクト経験から、
管理組合の皆様に最適なソリューションをご提案いたします。

まずはお気軽にご相談ください。お待ちしております。

TOP
お問い合わせはこちら ご自身の建物のことでお悩みですか?