一般的に、大規模修繕工事を検討するにあたり、建物の劣化状況を把握するために、建物調査診断は必須となります。
劣化状況に応じて工事の実施時期を見極め、またどのような工事が必要かを判断します。
基本的に共有部分の調査と、皆様からのアンケートを踏まえ、今回の大規模修繕工事で実施する内容を決定するための重要な工程です。
さらに修繕だけでなく資産価値維持・向上を考え、改良改善のご提案もいたします。
築25年を経過した建物に関しては、併せて給排水設備調査も実施を行うこともあります。
→給排水管工事の調査項目はこちらから
翔設計の建物調査の特徴
大規模修繕を目的とした調査は、往々にして「現在どれだけ劣化が進んでいるか」を主眼としたものが多く、本当に修繕が必要な時期かという視点が抜けているケースがあります。
例えば、最も重要な屋上防水や外壁の劣化状況が、直ちに修繕を必要としていない場合であっても、一定以上の劣化が進んでいることを理由に、すぐに修繕を実施する計画に落とし込まれる場合などです。
翔設計では、建物全体の劣化状況を総合的に判断し、合理的・経済的な実施時期をご提案します。
管理組合の資金面を考慮しながら、出来るだけマンションのライフサイクルコストの圧縮を目指し、本当に必要な時期を判断いたします。
主な建物調査方法・調査項目
1.調査方法
目視・触診・打診調査
劣化状況を目視で確認するとともに、塗装・シーリング等を触診、外壁タイルの打診等にて調査します。
機械調査
- コンクリート中性化試験
- シーリング材ダンベル試験
- 塗膜付着力試験
- タイル付着力試験
- アスベスト含有調査
アンケート調査
全住戸に対しアンケートを配布し、各戸の劣化状況及び、課題懸念点の情報を収集します。
2.主な調査箇所
屋上
- 目視
- 触診
- 打診
主に防水性能の劣化状態を確認すると共に、屋上に設置されている設備の状態も確認します。
外壁
- 目視
- 触診
- 打診
- 機械
躯体を保護する塗装やタイルの劣化状態を把握します。
バルコニー
- 目視
- 触診
- 打診
- 機械
専有部からしか確認が取れないバルコニー面について、一部住戸に立ち入りをお願いし、外壁や防水性能などの劣化状況を確認します。
シーリング
- 目視
- 触診
- 機械
建物の目地やサッシ類などに打設されているシーリングについて、防水性能の劣化状況を確認します。
鉄部等
- 目視
- 触診
非常用鉄骨階段、バルコニーの手摺、消火栓ボックスなどの鉄部について、発錆などの劣化状況を確認します。
その他共用部
- 目視
- 触診
エントランス・エレベーター・駐車場・外構などの劣化状況を確認します。
建物の調査により修繕を実施すべき項目を判断
主な工事項目
防水工事
屋上屋根・庇・バルコニーなどの防水面の補修工事を行う項目です。
外壁等補修工事
塗装・タイル面の浮き、ひび割れや欠損、鉄筋爆裂等の劣化箇所の補修を行う項目です。
外壁等塗装工事
外壁塗装とは、劣化した塗膜を除去し、外壁には外壁塗装、上げ裏・天井面には通気性塗料等の各部位に適した塗装をする項目です。
シーリング工事
外壁面、建具・サッシ廻り等の足場仮設中でなければ行えない部位を中心に、既設シーリング材を撤去し、新規にシーリング材を充填します。
鉄部等塗装工事
鉄部塗装とは、既存鉄部の錆及び塗装の脆弱部を撤去し、錆止めをした上で塗装を施す項目です。一般的に鉄部塗装は、5~6年ごとの実施が望ましく、早期に塗装を行なうことで錆の発生を抑止できます。
改良改善工事
修繕に加え、機械式駐車場やエレベーターなどの設備更新や資産価値・生活価値向上・バリューアップを目的とした改良改善工事です。
マンション専門コンサルにご相談ください。
40年以上の実績と1,500件を越えるプロジェクト経験から、
管理組合の皆様に最適なソリューションをご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。お待ちしております。